SHIP 事業所見学ツアー『エスプリ(就労B)を見学しよう!』

コロナの影響で企画中だった『見学ツアー』を見送ろうか悩んでおりましたが、事業所間の交流を図るために実行しました。

ということで、今回は社会福祉法人SHIP『就労継続支援B型』の事業所を見学にいきました!

 

 

エスプリ(八王子市内)

「パンを通じてお客様へ笑顔を届けたい」という気持ちを胸に、おいしいパンを作ること、店に足を運びたくなる魅力的な商品を作り続けられるよう、利用者さまとスタッフは技能の獲得などで日々奮闘しています。

 

<見学ツアーの目的>

 

①、SHIPの事業所間の連携を図ること

SHIPは規模が拡大してきたため『横のつながり』が法人の課題です。

法人内にイイ取り組みがたくさんあるのに、それを共有できていないのは本当に残念…

ということで、『良い部分を相互に取りれて刺激し合う』ことがねらいの一つになります。

 

②、バーンアウトやマンネリの防止

毎日が同じことの繰り返しだったり、同じような問題を長いこと抱えているスタッフも多いと思います。

見学ツアーを通じて、新鮮な刺激や情報と触れ合うことで、問題解決の糸口を発見したり、法人スタッフとしての誇りに触れることができます。

「この支援方法は、自分の担当ケースにも使えそうだな!」

「同期のスタッフが頑張っている。自分も頑張らないと!」

「以前、一緒に働いていた仲間との再会。それだけでも元気をもらえるな!」

といった効果は自然と起こるものです。

 

③、キャリアビジョンを描く

いまや転職したり副業することは、めずらしいことではありません。

ただ、当法人では様々な事業や取り組みをおこなっているため、SHIPに在籍しながらでもたくさんの経験を積むことができます。

SHIPには、グループホーム17ユニット、生活介護2事業所、放課後等デイサービス、就労継続支援2事業所、就労移行支援、相談支援事業、移動支援事業。

障害種別でいうと、知的障害(重度~軽度)、発達障害(ASD・ADHD)、精神障害(気分障害・統合失調症・神経症・アディクション・パーソナリティ障害など)

社会貢献活動として『タスクペディア』や『障害福祉マンガ劇場』など、様々な経験を積むことができます。

自分たちの働く法人の風土に少しでも触れてもらいながらキャリア形成のビジョンを描いてもらいたいです。

 

 

では、ここからは見学の様子を紹介したいと思います。

長くなりますが、最後までお付き合いくださいませ~

 

 

 

 

<パン作り・販売を通した生きがいを>

就労継続支援B型を簡単に説明すると、就労機会と生産活動を通じて次のステップを目指すためのサービスです。

今回見学したエスプリでは『パン作り・販売』を通した社会生活の生きがいを真剣に追究しています。

見学対応は、SHIPの中でもっとも『熱い』スタッフである “サービス管理責任者の渥美さん” にお願いしました。

 

 

<『居場所』から『働く場所へ』の転換>

渥美さんより、就労継続支援B型特有の報酬体系について説明をしてもらいました。

2019年に大がかりな報酬改定があり、就労継続支援B型は『居場所』から『働く場所』へと機能変更を求められました。

具体的には『高い工賃』を支払う事業所には『高い報酬』を支払うというものです。

これに伴い、エスプリでも『高い工賃』を支払うために、理念を大幅に変更し、様々な取り組みをみんなで考え、みんなで実践して移しているとの説明を受けました。

 

 

<パン作りは面白い・焼きたてパンは美味い>

そして、パン作りの体験をさせてもらいます。

『高い工賃』を支払うためには『たくさんパンを売る』必要があり、『たくさんパンを作る』必要があります。

そのため、エスプリでは作業の構造化支援に取り組んでいます。

だれでもパンを作れるように、作業手順を明確にし、ジグをつくり、スモールステップで『達成感』を感じられるように、一つひとつの作業支援を工夫しています。

 

 

 

 

<自分で作ったものがお客様のもとへ>

 

「私たちは、商品の提供を通じてお客様へ笑顔を届けるために様々な役割から自己選択をし、スモールステップの挑戦を繰り返します。そして、みんなで達成感を実感し、みんなで成長していきます」

 

こちらはエスプリの新しい理念です。

障害福祉では地域とのつながりを大切に考えます。

エスプリでは、自分たちで作った商品をお客様へ届けるために、新商品の開発やイベントの開催にも余念がありません。

よろしければ、こちらのエスプリの店舗ホームページをご覧くださいませ。

 

 

 

 

<参加者の感想>

☆パンをたくさん作ってたくさん売るという企業経営的な視点と、利用者さまのできる部分を増やしたり心理的なサポートするという支援的な視点とで、業務が多岐にわたると感じました。

☆利用者さま一人あたりの平均通所日数が週4日程度ということで、自事業所よりも相当に高くて驚きました。働くうえでは、労働日数の向上に向けても利用者さま一人ひとりとの対話を増やしたいと感じました。

☆スタッフの皆さんは相当忙しいと思いますが、定時であがることができているとのこと。業務の選択と集中、効率化といった面でも見習いたい部分がたくさんありました。

☆パン作りの作業は単純に楽しかったし、できたてのパンもメチャクチャ美味しかったです。

☆同じ就労支援でも、移行支援と継続支援とでは内容がかなり違うなぁ… と感じました。良い部分を取り入れて、自分の事業所に活かしていきたいと思いました。

 

 

<最後に>

SHIPでいちばん熱い男である渥美さんに見学のコーディネートをしていただき、たくさんの刺激をもらいました。

渥美さん、本当にありがとうございました。

今後もこのような取り組みを続けながら、法人内の事業所間連携を強化し、マンネリやバーンアウトの防止し、キャリア形成のビジョンを描けるように、この3つを推し進めていきたいと思います。

 

追伸

次回は、東京都江戸川区方面のグループホームと就労継続支援B型の見学ツアーをおこないます。

ではでは

アディオス・アミーゴ