新規事業人材育成記

みなさん、こんにちは。
SHIP本部事務局ヒューマンリソース推進室の若林です。

近頃すっかり秋らしくなってきました。新規事業の笑プラス、友セカンドの利用者も段々と増えてきました。

いい人材はそろいましたが、それでも人材育成は難しいものです。

今回はそんな中でのお話です。

新しい職員の中には経験のない職員もたくさん入りました。
特に非常勤の職員は未経験の方が多いです。

しかし、利用者を受け入れたら「慣れないから」とは言えません。
ですから、早い段階でのスキルアップが急務となるのです。
また、自閉症のかたは自分で選択するのは苦手です。

利用者が穏やかに安定して過ごしていくためには、職員の一貫した対応が必要なのです。

職員の方々は利用者への対応が自分のやり方になってないか点検してください。
自分のやり方を押し通すと自分は安心しますが、利用者にとっては画一的なやり方となり個別支援とは対極の支援となります。

そんな時利用者の行動だけでなく、障害特性をどれだけ理解しているか確認してみてください。

ちゃんとやっているつもりでも、相手の障害特性を理解していなければ支援者個人の主観による一方的な支援です。

自分の経験則に頼る支援は二次障害の原因にもなりますよ。

問題行動のほとんどは利用者のせいではなく、支援者も含めた過去の環境にあります。

自分たちの支援が利用者の人生を左右することを頭に、適切な個別対応を考えていきましょうね。

そこで、個別のアセスメントとそれを根拠とした支援を進めるため、日中活動と居住系事業所が連携強化を考えていこうと思います。

具体的な試みとして職員間の交流と情報共有を行いたいと思います。

日中とグループホームではやることが違うという意見もありますが、それは支援者側の目線です。

利用者に目線を向ければ、利用者自身のアセスメントは共通認識である必要があります。

利用者をきちっと知り、共通認識を持つところから支援を始めたいと思います。

職員の皆様、慣れない中大変ですが、質の高い事業所を目指して頑張っていきましょう。