毎年恒例の “SHIP全体会” ZOOMバージョンで開催しました
ようやく暖かくなってきました。
花粉はキツイですが、春の気候は気持ちがいいですね。
さて、社会福祉法人SHIPでは、毎年3月にスタッフが全員集合して『今期の振り返り』と『次期の計画』の発表をおこないます。
このイベントのことを『全体会』と呼んでいます。
昨年の今頃は、得体の知れないコロナ禍で開催を断念しました。
でも今年は思い切ってZOOMで開催しました!
パソコンの前で視聴したり、プロジェクターとスピーカーマイクを使ってみんなで参加できるように工夫しながら、なんとか開催することができました。
ちなみに、過去の全体会の様子も記事にしています。
<2019年の全体会>
<2018年の全体会>
<事例発表会>
SHIPは14拠点の事業所をもつ中堅規模の法人です。
中堅とはいえこれくらいの事業規模になると、事業所を越えた横のつながりは希薄になってしまいます。
同じ会社の仲間なのに、他の事業所ではどんな支援をしているのか?
分からないのは残念です。
ということで、この全体会では『事例発表会』をおこない、各事業所からの成功事例を発表してもらっています。
どの事業所の発表も素晴らしくて、いつも感動してしまいます。
スタッフの皆さんからも
「あの事業所の取り組みは興味深かった」
「今度、見学に行ってみたい」
「負けないように頑張りたい」
といった声があがっています。
法人内でも刺激しあえることは本当によいことだと実感しています。
忙しい中で、資料作成や発表にご尽力いただいたスタッフの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
この場をかりてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました!
<根拠のある支援の実践>
SHIPでは『ただお世話をする』という支援から脱却しようと考えています。
その代わりに『根拠のある支援を実践しよう!』と、どの事業所でも試行錯誤を繰り返しています。
事例発表では、どの事業所もケースごとに課題や困難さを抱えながらも、根拠をもって解決策を見出し、根拠に基づいて支援を提供し、自分たちの取り組みを評価し、また改善につなげていく。というプロセスをたどっていました。
根拠をもって支援ができれば、その方法は他のスタッフでも応用することができます。
わたし達は、「誰々だから支援できた」という職人芸のようなものは支援として望ましくないと考えています。
このような考えが徐々に浸透しはじめ、その結果を事例発表で確認しあえるのは、とても誇らしいことだと感じています。
さて、新年度に向けて、新たな船出の時期です。
みんなで力を出し合って、みんなで幸せになる社会づくりをしていきましょう。
ではでは、アディオス・アミーゴ
理事・障害者事業部長
国家資格:公認心理師・精神保健福祉士・社会福祉士・介護福祉士
その他:TSM(トラウマセンシティブマインドフルネス)修了・SE™プラクティショナー初級修了・TFTパートナー・ChatGPTエジソン塾1期生・整理収納アドバイザー2級 など
『努力すること』と『環境に助けてもらうこと』のバランスを研究し、自分自身の最適化を目指して精進中