スタッフ大集合! SHIP全体会の開催

すっかり春ですね。あいかわらず花粉もすごいし…
毎年この時期、社会福祉法人SHIPでは職員が一堂に会する『全体会』なるものを開催しています。

<全体会の流れ>
①. 当該年度の事業報告の共有
②. 来年度の事業計画の共有
③. 各事業所の成功事例の共有
④. 決起集会(事業所交流会)

それでは、以降、順に解説していきます。

①. 当該年度の事業報告の共有
まずは理事長より、法人の財務状況について報告をうけます。
社会福祉法人といえども、法人経営の根幹をなすのはお金です。
平成30年度には国の大きな施策変更により、障害福祉サービスの報酬改定がありました。
当法人でもかなりの影響を受けて、事業形態によっては減収と経営悪化を余儀なくされます…
一方、重度障害者への対応ができる事業所や、就労系サービスだと工賃実績や一般就労定着実績など成果を上げている事業所に対しては増収がなされる設計となっております。
社会福祉法人SHIPでは、これらの制度変遷や経営状況を経営陣だけでなくスタッフ全体で共有することが大切だと考えております。

②. 来年度の事業計画の共有
法律や地域ニーズの動向、そして今期に残された法人の課題、これらを総合的にとらえて次年度の事業計画を作成しています。
☆コンプライアンス推進室からは、内部監査における課題の把握とその対応状況、また業務効率化に向けた研修等の取り組み状況の報告がありました。そして、次年度のコンプライアンスの『しんか』に向けたプランが示されました。
☆ソーシャルリソース推進室からは、広報活動の状況や新規事業所の開設情報などの報告がありました。この業界では、採用がひとつのカギとなっており、それに向けた次年度の広報的な取り組み方針が示されました。
☆ヒューマンリソース推進室からは、研修プログラムやフォーマルアセスメント体制の整備状況について報告がありました。次年度は、整備できたそれらを確実に進めていくことに加え、重度部門と中軽度部門のそれぞれが追究するサービスの質について方針が示されました。

③. 各事業所の成功事例の共有
社会福祉法人SHIPは、福祉業界でいうところの中堅規模法人です。
8つの事業所を持ちながら、グループホーム、就労継続支援、就労移行支援、生活介護、放課後等デイサービス、相談支援、のサービスを提供している法人です。あきる野市、八王子市、立川市、昭島市、江戸川区にて、管理している建物でいうと『21ヶ所』になります。
よって、スタッフ同士は、同じ法人でありながらも顔を合わせる機会が少なく、また、それぞれでどんなサービスを提供しているのかも正直よく分かっていません…
そこで、年1回、各拠点での『成功事例の発表会』を開催することで、SHIP全体の一体感とSHIP全体のスキルの共有を目的に、かれこれ5年ほど続く恒例のイベントとして定着しています。

良い事例と発表に対しては『表彰』する制度もあります。
表彰を狙って… というわけではないのですが、毎度毎度、受賞者発表の瞬間は盛り上がります!

④. 決起集会(事業所交流会)
夜はみんなでザックバランにお酒も入って交流会です。(※お酒の強要はありません)
さきほどの成功事例の深いところを質問したり、普段の仕事上での苦労など共有することで、法人としての一体感が深まっていると感じます。
新人スタッフの皆さんには、毎年この場で自己紹介をして頂いております。
今年も良いメンバーにめぐまれて、新人スタッフの所信表明を聴いて、あたたかい気持ちになる会でした。

4月より新たな年度がはじまります。
このメンバーで『みんなで力を出し合って』がんばっていきましょ~~
お疲れ様でした!


この集合写真は毎年好き。