TEACCH5-Day クラスルームトレーニングin佐賀!

こんにちわ!社会福祉法人SHIP事務局の若林です。
 
8月に九州の佐賀までTEACCHの研修に行って来ました。
いや~、遠かったですね。朝出たのに着いたのは夜でした。駅でタクシーを待っていましたが、待てど暮らせどタクシーは来ません。駅は真っ暗で周りに人っ子一人いません。
30分ほど待ってタクシー会社に電話したのですが、電話して呼ばないと来ないそうです。
気が長いほうなので、危うく永遠待っているところでした。
 
さて、この研修は何かと言いますと、ノースカロライナTEACCHセンターのディレクターから指導を受けられるTEACCHのプラクティショナー資格取得のための5日間の研修です。
一日ごとに課題があり、ASDの方に協力していただき、実際に関わり実習を行いました。
1日目は、TEACCHプログラムの概要等講義が中心でした。通所されてトレーナーの構造化支援の様子を観察しました。
2日目は、自立支援課題がテーマでした。いよいよ実習です。実際に協力者のアセスメントを行い、自立支援課題を決めて、課題を行ってもらいました。ひとりでもできるように視覚的な手がかりを工夫して、その後、再構造化を行いました。
3日目は、就労能力がテーマでした。IQの高い方を担当させていただきましたが、ASDの特性が強く、視覚的・具体的な指示がいかに有効か実感しました。
4日目は、コミュニケーション支援がテーマでした。サンプルをとり、自発的なコミュニケーションの練習を行いました。
5日目は、余暇支援がテーマでした。ひとりで遊ぶのは苦手なお子様を担当させていただき、趣向をアセスメントした後、休日ひとりでも遊べる遊具をつくりました。
 
実習を通して実際に協力者に援助することで、座学にはない学びがあり充実した5日間でした。
 

休憩もほとんどなく、かなりハードな研修でしたが、プラクティショナー取得を目指す第一歩目となる修了証を無事頂くことができました。
 
詳しい内容は、必要なことを整理して各事業所へ内部研修で落としていきますね。
 
楽しみにしていてください